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AI切り抜きツール比較【2026年】長尺動画からショート動画を自動生成する5サービスの料金・日本語対応・選び方

目次
  1. AI切り抜きツールで何ができるのか
  2. 比較した5つのサービスの一覧
  3. OpusClip:自動切り抜きの定番。まず試すならここから
    1. 主な特徴
    2. 料金の目安
  4. Vizard:無料枠が分かりやすく、書き出し品質も重視する人向け
    1. 主な特徴
    2. 料金の目安
  5. Klap:操作がシンプルで、まず1本試してみたい人向け
    1. 主な特徴
    2. 料金の目安
  6. Submagic:切り抜いた後の「仕上げ」を自動化したい人向け
    1. 主な特徴
    2. 料金の目安
  7. Vrew:日本語で操作したい人の比較対象として
  8. 目的別の選び方
  9. 日本から使う際の共通の注意点
    1. 管理画面とサポートは英語が中心
    2. 支払いはドル建てのクレジットカード決済
    3. 日本語字幕は必ず目で確認する
    4. 無料プランの透かしと保存期間
  10. 切り抜き動画を作る前に知っておきたい許諾と収益化のルール
  11. よくある質問
    1. 無料だけでどこまで使えますか?
    2. 日本語の動画でもきちんと切り抜けますか?
    3. スマホだけで使えますか?
  12. まとめ

YouTubeのライブ配信やウェビナー、ポッドキャストの収録など、1時間を超える動画を撮っているのに「ショート動画まで手が回らない」という方は多いのではないでしょうか。長尺動画から見どころを探し、縦型に切り直し、字幕を付けて各SNSに投稿する作業は、1本あたり数十分〜1時間以上かかることも珍しくありません。

こうした作業を自動化するのが、いわゆる「AI切り抜きツール」です。動画をアップロード(またはURLを指定)すると、AIが文字起こしをもとに話の区切りや盛り上がりそうな箇所を探し、縦型・字幕付きのショートクリップ候補を複数まとめて作ってくれます。

ただ、海外発のツールが多く、「どれが日本語に対応しているのか」「無料でどこまで試せるのか」「料金はいくらくらいか」が日本語で整理された情報は多くありません。この記事では、代表的な5つのサービスを公式サイトなどの公開情報をもとに比較し、選び方と、切り抜き動画ならではの注意点(許諾・収益化)までまとめます。

なお、本記事は2026年9月時点の公開情報をもとにした整理であり、筆者が各ツールで作成したクリップの再生数や収益を示すものではありません。料金や機能は頻繁に変わるため、契約前に必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。

AI切り抜きツールで何ができるのか

AI切り抜きツールの多くは、おおむね次のような流れで動きます。

  1. 取り込み: 長尺動画をアップロード、またはYouTubeなどのURLを貼り付ける
  2. 文字起こし・解析: 音声を文字起こしし、話題の区切りや反応を得やすそうな箇所をAIが推定する
  3. クリップ生成: 数十秒〜数分のクリップ候補を複数作り、横長動画を縦型(9:16)に自動でリフレームする
  4. 仕上げ: 字幕(キャプション)の自動付与、テロップのデザイン変更、不要部分のカットなど
  5. 書き出し・投稿: MP4で書き出す、またはTikTok・YouTube Shorts・Instagram Reelsなどへ直接投稿・予約投稿する

「どこを切り抜くか」をAIが提案してくれる点が、従来の動画編集ソフトとの大きな違いです。一方で、AIが選んだ箇所が必ずしも自分の視聴者に合うとは限らないため、候補の中から人が選び、必要に応じて微調整する使い方が現実的です。

比較した5つのサービスの一覧

今回取り上げるのは、長尺動画からの自動切り抜きに強い海外ツール3つ(OpusClip・Vizard・Klap)と、字幕・仕上げに強いSubmagic、日本語UIで国内の利用者も多いVrewの5つです。

サービス得意なこと日本語の音声無料で試せる範囲(目安)有料プランの目安(月払い)
OpusClip長尺→ショートの自動切り抜き全般対応(公式ヘルプに記載)無料プランあり(透かし・保存期間などに制限)Starter $15前後/Pro $29前後
Vizard自動切り抜き+編集、書き出し品質対応(公式ドキュメントに記載)無料プランあり(月60分・透かし・720p)Creator $29前後(年払いで割安)
Klap自動切り抜きをシンプルに対応(対応言語一覧に記載)1本分を無料で試せる形式Starter $29前後〜
Submagic字幕・Bロール・効果音などの仕上げ字幕生成は対応無料トライアルStarter $19〜(切り抜き機能は別料金)
Vrew字幕ベースの編集、日本語UI対応(日本語UIあり)無料プランあり公式サイトで要確認

※ドル表記は2026年9月時点で公式サイトや比較サイトに掲載されていた月払い価格の目安です。1ドル=150円で換算すると、$15は約2,250円、$29は約4,350円です。実際の請求額は為替レートやカード会社の手数料で変わります。

以下、それぞれの特徴を順に見ていきます。

OpusClip:自動切り抜きの定番。まず試すならここから

OpusClipは、AIによる長尺動画の自動切り抜きで海外のクリエイターに広く知られているサービスです。SoftBank Vision Fund 2からの出資を受けたことでも話題になりました。

主な特徴

  • 長尺動画からクリップ候補を複数自動生成し、それぞれに「バイラルスコア」(反応を得やすそうかどうかのAIによる目安)を表示
  • 横長動画を縦型に自動リフレーム。話者の顔を追いかけるように画角を調整
  • 字幕の自動生成と、テンプレートによるデザイン変更
  • 各SNSへの直接投稿・予約投稿

公式ヘルプでは日本語が処理・字幕の対応言語として挙げられており、日本語の動画でも利用できます。ただし、文字起こしの精度や「どこを面白いと判断するか」は言語や話し方によって差が出る可能性があるため、まず無料プランで自分の動画を試すのがおすすめです。

料金の目安

無料プランがあり、有料プランはStarter(月$15前後)、Pro(月$29前後)、企業向けのBusiness(要問い合わせ)という構成です。無料プランでは書き出し動画への透かしや、素材の保存期間(数日程度)などの制限があります。有料プランでは透かしなしで書き出せます。

機能や料金の詳細は、当サイトのOpusClipの解説記事で詳しくまとめています。

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Vizard:無料枠が分かりやすく、書き出し品質も重視する人向け

Vizardは、長尺動画からのクリップ自動生成に加えて、ブラウザ上での編集機能をまとめて提供しているサービスです。

主な特徴

  • 長尺動画からショートクリップを自動生成し、ブラウザ上でカットや字幕を編集
  • 公式ドキュメントでは日本語を含む多数の言語の文字起こしに対応すると案内
  • 字幕の翻訳やAI吹き替えなど、多言語展開向けの機能も用意
  • 有料プランでは4Kでの書き出しに対応

料金の目安

公式の料金ページによると、無料プランは月60分までのアップロードで、透かし入り・720pでの書き出しです。有料のCreatorプランは月600分までのアップロードで透かしなし・4K書き出しに対応しており、比較サイトなどの情報では月払いで$29前後、年払いにすると半額程度になるとされています。表示価格はキャンペーンなどで変わることがあるため、契約時の金額を必ず確認してください。

「無料で毎月どのくらい試せるか」が分かりやすいので、月に数本だけ切り抜きを作りたい人が最初に比較する候補になります。

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Klap:操作がシンプルで、まず1本試してみたい人向け

Klapは、動画を入れて待つだけでショートクリップの候補を作る、操作のシンプルさを重視したサービスです。

主な特徴

  • YouTubeのURLや動画ファイルから、ショートクリップを自動生成
  • 比較サイトなどの情報では、日本語を含む50以上の言語の文字起こし・字幕に対応
  • 生成したクリップの字幕スタイルやリフレームを調整して書き出し

料金の目安

比較サイトなどの情報によると、有料プランはStarter(月払い$29前後、年払いだと月$23前後)から始まり、生成できるクリップ数に応じて上位プランが用意されています。無料プランはなく、1本分を無料で試せる形式とされています。公式の料金ページは年払い表示が中心なので、月払いを選ぶ場合は金額の違いに注意してください。

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Submagic:切り抜いた後の「仕上げ」を自動化したい人向け

Submagicは、ショート動画にトレンド風の字幕、Bロール(補足映像)、効果音、ズームなどを自動で加える「仕上げ」に強いAI動画編集ツールです。

主な特徴

  • 話者の音声に合わせた、動きのあるトレンド風字幕を自動生成(日本語の字幕生成にも対応)
  • 内容に合わせたBロール映像や効果音の自動挿入
  • 長尺動画から自動でクリップを作る「Magic Clips」機能もあるが、各種レビューサイトによると基本プランとは別料金のアドオン

料金の目安

公式の料金ページでは、Starter(月払い$19/年払いで月$12)、Pro(月払い$39/年払いで月$23)、Business(月払い$69/年払いで月$41)の3段階です。プランごとに月あたりの本数や1本あたりの最大の長さに上限があります。長尺からの自動切り抜きを目的にする場合は、Magic Clipsのアドオン料金も含めて比較する必要があります。

「すでに短い動画はあるが、字幕や演出をもっと手早く整えたい」という用途では有力な選択肢です。詳しくはSubmagicの解説記事をご覧ください。

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Vrew:日本語で操作したい人の比較対象として

Vrewは韓国発のAI動画編集ソフトで、日本語の公式サイトがあり、日本語の解説記事も多いサービスです。音声を自動で文字起こしし、字幕をテキストエディタのように編集するだけで動画のカットができるのが特徴です。

今回の海外ツールのように「AIが見どころを探して複数のクリップ候補を出す」ことを主目的にしたツールというより、文字起こしをもとに人が効率よく編集するためのツールと考えると違いが分かりやすいでしょう(ショート動画向けの機能も提供されているため、最新の機能は公式サイトで確認してください)。

「英語の管理画面はどうしても不安」「切り抜く箇所は自分で決めたい」という場合は、Vrewと海外ツールの無料プランを両方試して比べるのがおすすめです。料金プランは改定されることがあるため、公式サイトで最新情報を確認してください。

目的別の選び方

5つのサービスは得意分野が少しずつ異なります。目的別に整理すると次のようになります。

  • 長尺動画から自動で切り抜きたい、まずは無料で試したい → OpusClipまたはVizardの無料プラン
  • 月に処理する動画の分数が多い(配信のアーカイブを毎週切り抜くなど) → 月間のアップロード分数とクリップ数の上限を比べて、OpusClip・Vizard・Klapから選ぶ
  • 切り抜きよりも、字幕や演出の仕上げを自動化したい → Submagic
  • 日本語の画面で操作したい、切り抜く箇所は自分で選びたい → Vrew

どのツールも無料プランや無料トライアルが用意されているので、同じ動画を2〜3個のツールに入れて、切り抜き候補の質・日本語字幕の精度・編集のしやすさを比べるのが一番確実です。

日本から使う際の共通の注意点

管理画面とサポートは英語が中心

OpusClip・Vizard・Klap・Submagicの管理画面やヘルプは英語が中心です。ボタンの意味が分かれば操作は難しくありませんが、ブラウザの翻訳機能を併用すると安心です。問い合わせも基本的には英語で行うことになります。

支払いはドル建てのクレジットカード決済

海外ツールの多くはドル建てのクレジットカード決済です。請求額は為替レートによって毎月変わるほか、カード会社によっては海外事務手数料がかかります。年払いは月額換算で安くなることが多い一方、途中解約時の返金条件はサービスごとに異なるため、まずは月払いで試してから年払いを検討すると失敗が少なくなります。

日本語字幕は必ず目で確認する

日本語対応をうたっていても、固有名詞・専門用語・話し言葉の文字起こしには誤りが出ることがあります。字幕の誤字は動画の印象を大きく左右するため、書き出し前に必ず全文を確認しましょう。

無料プランの透かしと保存期間

無料プランでは書き出した動画に透かし(ウォーターマーク)が入ったり、素材の保存期間が短かったりすることがあります。本番の投稿に使う前に、無料プランの制限を確認しておきましょう。

切り抜き動画を作る前に知っておきたい許諾と収益化のルール

AI切り抜きツールは技術的には誰の動画でも処理できてしまいますが、他人の動画を無断で切り抜いて投稿することは、著作権や肖像権などの権利侵害にあたるおそれがあります。ツールを選ぶ前に、次の点を押さえておきましょう。

  • 自分(自社)の動画を切り抜く: 権利面で最も安心な使い方です。出演者がいる場合は、ショート動画として二次利用することについて合意を取っておくと安全です。
  • 他人の動画を切り抜く: 配信者やタレント事務所の多くは「切り抜きガイドライン」を公開し、許可の条件(収益化の可否、タイトルの付け方、概要欄への元動画リンクの記載など)を定めています。ガイドラインが無い場合は、無断で切り抜かず、権利者に確認するのが原則です。
  • プラットフォームの収益化ポリシー: YouTubeでは、他人のコンテンツを大きな加工や独自の付加価値なしに再利用した動画は、収益化の対象外となる場合があります。許可を得た切り抜きであっても、収益化を目的にする場合は各プラットフォームのポリシーを確認してください。

本記事は一般的な情報の整理であり、個別の案件の適法性を判断するものではありません。判断に迷う場合は、権利者や専門家に確認することをおすすめします。

よくある質問

無料だけでどこまで使えますか?

OpusClipとVizardは無料プランがあり、透かしや処理時間・画質などの制限付きで切り抜きを試せます。Klapは1本分の無料お試し、Submagicは無料トライアルという形です。本格的に毎週投稿するなら、いずれも有料プランが前提になると考えておくのが現実的です。

日本語の動画でもきちんと切り抜けますか?

OpusClip・Vizard・Klapはいずれも日本語を対応言語としています。ただし「どこが面白いか」の判定は英語圏の動画を中心に作られている可能性があるため、日本語の雑談やトーク中心の動画では、候補の質に差が出ることも考えられます。無料枠で自分の動画を試して判断してください。

スマホだけで使えますか?

OpusClipなど一部のサービスはスマホアプリも提供していますが、長尺動画のアップロードや細かい編集はパソコンのブラウザの方が快適です。

まとめ

AI切り抜きツールは、長尺動画からショート動画を作る作業のうち「見どころ探し・縦型化・字幕付け」をまとめて自動化してくれるツールです。

  • 自動切り抜きをまず試すなら、無料プランのあるOpusClipやVizard
  • 操作のシンプルさ重視ならKlap
  • 字幕や演出の仕上げを自動化したいならSubmagic
  • 日本語の画面で操作したいならVrewも比較対象に

どのツールも、AIの提案をそのまま投稿するのではなく、人の目で候補を選び、字幕を確認してから公開するのが前提です。そして、他人の動画を切り抜く場合は必ず許諾やガイドラインを確認しましょう。まずは同じ動画を2〜3個のツールで試し、自分の動画と相性のよいものを選んでみてください。

この記事について

本記事は公式サイトなど公開情報をもとに作成しています。料金・機能・キャンペーンは変更されることがあるため、 契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。記事の誤りにお気づきの場合は お問い合わせからお知らせいただけると助かります。 編集方針は運営者情報に記載しています。 記事内の公式サイトのスクリーンショットは、サービスの説明のために出典と取得日を明記して引用しているもので、権利は各サービスの提供元に帰属します。

カイ

海外のSaaS・AIツールとガジェットを日々チェックし、日本の読者向けに調査・執筆しています。