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Colossyan

Colossyanとは?海外で急成長中のAIアバター研修動画ツールを徹底解説【料金・使い方】

目次
  1. こんな悩みはありませんか
  2. Colossyanとはどんなサービスか
    1. 海外での評価・成長の根拠
  3. 主な機能・特徴
    1. テキストから動画への自動変換
    2. AIアバターと音声
    3. 多言語ローカライズ
    4. インタラクティブ要素とLMS連携
    5. スクリーン録画・チーム協業
  4. 料金プラン(2026年9月時点、公式サイト確認)
  5. 日本から使う際の注意点
    1. 言語・UIについて
    2. 決済・請求について
    3. サポート体制
  6. 類似サービスとの比較
  7. こんな人におすすめ/おすすめしない人
  8. 登録手順の概要
  9. まとめ
Colossyan公式サイトのトップページのスクリーンショット
出典: Colossyan公式サイトトップページ(https://www.colossyan.com、2026年9月15日取得)

こんな悩みはありませんか

社内研修やマニュアル動画を作りたいけれど、出演者を集めてカメラを回す時間も予算もない。台本を書き直すたびに撮り直しが発生して、更新のたびにうんざりする。多言語拠点があるのに、言語ごとに動画を作り直す余力がない――。こうした悩みを解決するために生まれたのが、AIアバターがテキスト原稿を読み上げる形で動画を自動生成する「Colossyan(コロシアン)」です。

本記事は公式サイトや海外メディアの公開情報をもとに、Colossyanがどんなサービスで、何ができ、いくらかかるのかを日本語でまとめたものです。筆者自身が業務で導入した体験談ではなく、あくまで公開情報の整理である点をご了承ください。

Colossyanとはどんなサービスか

Colossyanは、テキスト原稿やPDF・PowerPoint資料を入力するだけで、AIアバターが話す研修・eラーニング向け動画を生成できるプラットフォームです。実在の俳優やナレーターを起用せず、300種類以上のストックアバター(または自分や社員をもとにしたカスタムアバター)に台本を読ませることで、撮影なしに動画コンテンツを作れる点が特徴です。

Colossyanの処理の流れ図(原稿入力→AIアバター動画生成→SCORMでLMS連携)
図: Colossyanの処理の流れ

対象ユーザーは主に企業の人事・研修部門、eラーニング教材の制作会社、社内コミュニケーション担当者などで、いわゆる「Corporate Learning(企業内研修)」向けのツールとして位置づけられています。学習管理システム(LMS)への取り込みを想定したSCORM形式でのエクスポートに対応している点も、一般的な動画編集ツールとの違いです。

海外での評価・成長の根拠

Colossyanは2024年2月にシリーズAラウンドで2,200万ドルを調達し、累計調達額は2,800万ドルに達しています。あわせて、2024年の売上は前年比155%成長、ビジネスアカウント数は35,000件に到達したと報じられています(出典: ain.ua、Yahoo Finance)。

一方で、日本語での「Colossyan とは」「Colossyan レビュー」といった検索では、詳しい紹介記事がほとんど見当たらず、ヒットするのは英語のレビューサイトが中心という状況です。海外の企業研修市場では急速に認知が広がっている一方、日本語での情報はまだ少ない、いわば「認知ギャップ」のあるサービスだと言えます。

主な機能・特徴

テキストから動画への自動変換

原稿テキストを入力すると、AIがシーンごとに構成を下書きし、ユーザーが内容を確認・修正しながら動画を組み立てていく仕組みです。既存のPDFやプレゼンテーション資料をアップロードして、動画の下地として自動変換する機能もあります。全自動で公開されるわけではなく、人がチェックしながら仕上げる設計になっている点は、誇大な内容や事実誤認を防ぐうえでも重要なポイントです。

AIアバターと音声

300種類以上のストックアバターと700種類以上のストック音声に加え、自分や社員をもとにしたカスタムアバターや、声を複製したクローン音声も作成できます。カスタムアバターとクローン音声の作成数はプランごとに上限があります。ロゴや配色は、アバターとは別の「ブランドキット」機能で動画に反映する仕組みです。

多言語ローカライズ

公式サイトでは120以上の言語に対応し、アバターのナレーション・画面上のテキスト・インタラクティブ要素をまとめて翻訳できると案内されています。自動翻訳の回数はプランごとに上限があります。海外拠点や外国人従業員向けの研修コンテンツを多言語展開したい企業にとっては、大きな省力化につながる機能です。ただし、生成された翻訳・音声の自然さや専門用語の精度は、実際に使用言語でのチェックが欠かせません。

インタラクティブ要素とLMS連携

クイズやクリック可能なボタン、分岐シナリオといったインタラクティブ要素を動画に組み込める機能があります。また、SCORM形式での書き出しに対応しており、既存のLMS(学習管理システム)に取り込んで受講履歴やテスト結果を管理できる設計です。動画を作るだけでなく研修の受講管理までつなげる前提の機能で、企業研修向けの色が濃い部分です。

スクリーン録画・チーム協業

画面録画機能や、動画のバージョン管理(再録画不要で台本だけ差し替えて再生成できる)、複数人での編集・レビュー機能も用意されています。

料金プラン(2026年9月時点、公式サイト確認)

料金は米ドル建てで、2026年9月15日時点の公式サイトの料金ページでは以下のプラン構成になっています。日本円は1ドル=150円で概算した参考価格です(為替レートにより変動します)。

Colossyan公式サイトの料金ページのスクリーンショット
出典: Colossyan公式サイト料金ページ(https://www.colossyan.com/pricing/、2026年9月15日取得)
プラン料金主な内容
Starter無料(クレジットカード登録不要)動画生成20分/月(NEO)、カスタムアバター15体・クローン音声3つ、インタラクティブ動画10本/月、自動翻訳15回/月、最大1080p。ウォーターマークの削除・SCORM出力は不可
Professional年払いで$59/月(約8,850円)、編集者を追加するごとに$30/月動画生成30分/月(NEO)+10分/月(NEO2)、カスタムアバター20体・クローン音声5つ、自動翻訳20回/月、SCORM出力5回/月、ウォーターマーク削除、編集者は最大3名
Enterprise要問い合わせ動画生成時間・SCORM出力・自動翻訳が無制限、最大4K、SSO/SAML、専任のカスタマーサクセス担当など

表中の「NEO」「NEO2」は、公式サイト上でプランごとの生成時間の枠として示されている区分です。Professionalは月払いも選べますが、料金ページで表示されている$59/月は年払いの場合の金額なので、月払いの金額は契約前に公式サイトで確認してください。

無料のStarterプランはクレジットカード登録なしで始められるため、まずは操作感や生成される動画の品質を確かめたい場合に使いやすい設計です。公式サイトのFAQには、次のような注意点も書かれています。

  • 月内に使わなかった生成時間は翌月に繰り越されない
  • 生成した動画を削除しても、消費した生成時間は戻らない(下書きは消費しない)
  • 月払いはいつでも解約でき、年払いは解約しても期間終了まで使えるが、未使用月分は返金されない

契約前には、必ず公式サイトの料金ページで最新の金額・条件をご確認ください。

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日本から使う際の注意点

言語・UIについて

管理画面やサポート対応は基本的に英語です。生成できる動画のナレーション自体は多言語対応していますが、管理画面の操作やヘルプドキュメントを英語で読み進める必要がある場面は残ります。英語のSaaS管理画面にある程度慣れていないと、最初は戸惑う可能性があります。

決済・請求について

料金は米ドル建てのクレジットカード決済が基本です。日本発行のカードでも決済できるのが一般的ですが、カード会社によっては海外事業者への決済で確認連絡が入ることがあります。法人利用の場合は、経理処理上、外貨建て請求書やインボイス制度への対応状況を事前に確認しておくと安心です。

サポート体制

上位プラン(Enterprise)では24時間の優先サポートや専任担当が付くとされていますが、下位プランでは基本的にメールやチャットでの英語サポートが中心になると考えられます。日本語サポートは現時点では提供されていないとみられるため、トラブル時は英語でのやり取りを想定しておく必要があります。

類似サービスとの比較

AIアバター動画の分野では、海外発の主要サービスとして「Synthesia」や「HeyGen」が広く知られています。

Synthesia・HeyGen・Colossyanが打ち出す用途の違いを示す比較図
図: AIアバター動画サービスの棲み分け
  • Synthesia: AIアバター動画生成の草分け的存在で、マーケティング動画から研修動画まで幅広い用途に対応しています。ブランド認知度が高く、日本語での紹介記事もColossyanより多い印象です。
  • HeyGen: マーケティング・営業・研修・動画の翻訳など幅広い用途を案内しており、個人でも契約しやすい価格帯のプランが用意されています。

これらに対してColossyanは、SCORM出力やLMS連携、インタラクティブなクイズ・分岐シナリオといった「企業研修・eラーニング向けの機能」を前面に打ち出しています。各サービスとも機能追加が続いているため、SCORM出力などの対応状況は比較時に各社の公式サイトで確認してください。単に「AIアバターが喋る動画」を作りたいだけであれば選択肢は複数ありますが、既存のLMSに組み込んで受講管理まで行いたい場合は、Colossyanのように研修用途を前面に出したサービスが候補になります。

こんな人におすすめ/おすすめしない人

おすすめな人

  • 社内研修・オンボーディング資料を動画化したいが、撮影リソースがない企業の人事・教育担当者
  • 海外拠点や外国人従業員向けに、多言語の研修動画を効率的に展開したい企業
  • 既存のLMSと連携し、SCORM形式で受講履歴を管理したい教育・人材開発部門

おすすめしない人

  • 高い演出力・エンタメ性を重視したブランド動画やCM制作を求めている人(AIアバター動画は情報伝達型のトーンになりやすいため)
  • 英語の管理画面や海外SaaSの契約・サポートに強い抵抗がある人
  • 無料の範囲でSCORM出力まで使いたい人(無料プランはSCORM非対応)

登録手順の概要

  1. 公式サイトにアクセスし、メールアドレスで無料アカウントを作成(クレジットカード登録は不要とされています)
  2. 用途(研修動画、社内コミュニケーションなど)や言語を選択し、初期設定を行う
  3. 原稿テキストを入力するか、既存のPDF・PowerPoint資料をアップロードして動画の下地を作成
  4. アバター・音声・テンプレートを選び、シーンごとに内容を確認しながら編集
  5. プレビューで確認後、必要に応じて有料プランにアップグレードしてSCORM出力や追加機能を利用

登録・契約手続きの詳細や最新の画面については、必ず公式サイトでご確認ください。

まとめ

Colossyanは、テキスト原稿からAIアバターが話す研修・eラーニング動画を生成できるプラットフォームで、海外では前年比155%の売上成長を遂げるなど急速に事業を拡大しています。SCORM出力やLMS連携、多言語ローカライズ、インタラクティブ要素といった企業研修向けの機能が充実している一方、日本語での情報や日本語サポートはまだ限られているのが現状です。

無料プランでクレジットカード登録なしに試せるため、社内研修動画の制作コストや工数に課題を感じている方は、まず公式サイトで実際の操作感を確認してみるとよいでしょう。

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この記事について

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カイ

海外のSaaS・AIツールとガジェットを日々チェックし、日本の読者向けに調査・執筆しています。