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SailySaily(セイリー)eSIMの使い方【iPhone】どこの国の会社?料金・有効期間・返金を公式情報で確認
目次
海外旅行用のeSIMを調べていると、「Saily(セイリー)」という名前を目にすることが増えてきました。VPNサービスの「NordVPN」と同じチームが作ったeSIMで、アプリやWebサイトから旅行先のデータプランを買えます。
ただ、日本ではまだ情報が少なく、次のような点が分かりにくいサービスです。
- どこの国の会社が運営しているのか
- 料金はいくらくらいか、日本円で払えるのか
- iPhoneにはいつ、どうやって設定するのか
- 使わなかったときに返金されるのか
この記事では、Sailyの公式ヘルプ・公式サイト・App Storeの記載(2026年10月19日時点)をもとに、iPhoneでSailyを使う手順と、購入前に確認したい点を整理します。筆者が実際に購入して検証したものではなく、公開情報の整理である点をご了承ください。

結論:Sailyはこんな人に向いています
先に結論をまとめます。
- 向いている人: 数日〜1か月程度の旅行・出張で、データ通信だけを手ごろに使いたい人。アプリでの設定に抵抗がなく、広告ブロックなどの付加機能も使いたい人
- 注意が必要な人: 日本語の電話サポートが欲しい人(サポートはチャットとメールのみ)。料金を日本円で比べたい人(日本語ページでも米ドル表示)
- 使い方の要点: 出発前にWi-FiのあるところでeSIMをインストールし、Saily側のデータローミングをオンにしておくと、到着時にデータプランが自動で有効になります
Sailyとは?どこの国の会社?
Sailyは、VPNサービス「NordVPN」を手がけるNord Securityのチームが作った海外旅行用のeSIMサービスです。App Storeでの販売元は「Nordvpn S.A.」と表示されています。
公式サイトとApp Storeの説明によると、主な特徴は次のとおりです。
- 200を超える国・地域に対応(App Storeの説明文)
- データ専用のプリペイド型: 契約の縛りはなく、行き先・データ量・日数ごとにプランを買います。今使っている日本の電話番号はそのまま残せます
- 付加機能: 広告ブロッカー(データの節約)、ウェブ保護(マルウェアを配布するドメインを避ける)、仮想ロケーション(通信を暗号化し、別の場所を経由する)をアプリで使えます
- 日本語対応: 日本語のWebサイトとアプリがあります。ただし、ヘルプ記事は英語が中心です
運営元がVPN事業者であることから、通信の安全性に関わる機能がeSIMに付いているのがSailyの特徴です。
Sailyの料金の例
Sailyの料金は行き先・データ量・日数で決まります。日本語のページでも価格は米ドルで表示されています。たとえば韓国向けのプランは、2026年10月19日時点で次のとおりでした。
| データ量 | 有効日数 | 価格(公式サイト表示) |
|---|---|---|
| 1GB | 7日間 | US$3.99 |
| 3GB | 30日間 | US$8.99 |
| 5GB | 30日間 | US$10.99 |
| 10GB | 30日間 | US$18.99 |
| 20GB | 30日間 | US$29.99 |
出典: Saily 韓国向けeSIM(2026年10月19日確認)
このほか、日数を選ぶ無制限プランや、複数の国で使える地域プランもあります。価格は変わることがあり、カード会社の為替レートで円に換算されるため、購入時に公式サイトで最新の表示を確認してください。
Sailyの公式サイトで行き先の料金を見るPR・広告リンク
iPhoneでSailyを使う手順
公式ヘルプの手順をもとに、iPhoneでの流れを3つの段階に分けて説明します。
プランを購入する(Webサイトまたはアプリ)
公式ヘルプによると、SailyのプランはWebサイトとアプリのどちらからでも購入できます。Webサイトの場合は、行き先を選び、データプランとeSIMの数を選んで「Go to checkout」で手続きに進みます(出典: How can I purchase Saily eSIM?)。
購入前に、使っているiPhoneがeSIMに対応しているか、SIMロックがかかっていないかを確認しておきましょう。eSIMの対応機種やSIMロックの確認方法は「iPhoneで海外eSIMを使う方法」で解説しています。
出発前:eSIMをインストールする
インストールには安定したWi-Fi接続が必要です。公式ヘルプが案内しているiPhoneでの手順は、Sailyアプリを使う方法が基本です(出典: How to install the Saily eSIM on iOS)。
- Sailyアプリを開き、「Install eSIM」をタップする
- 使う端末を選び、「Start eSIM install」→「Activate」と進む
- 使い方を選ぶ画面で「データ通信のみ(Data Only)」を選ぶ
- iPhoneの画面の指示に従って完了し、アプリに戻る
- アプリの案内に従ってSaily回線をオンにし、モバイルデータ通信にSailyを選ぶ
アプリを使わずに、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」→「QRコードを使用」→「詳細情報を手動で入力」から、案内されたSM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入れる方法もあります。
インストールしたら、Sailyの回線の「データローミング」をオンにしておきます。公式ヘルプは、出発前にここまで済ませておくよう案内しています(出典: How to activate my Saily eSIM?)。
現地に着いたら:日本の回線を切り替える
Sailyのデータプランは、eSIMを出発前にインストールしておけば、目的地に到着したときに自動で有効になります(出典: Saily data plan management)。到着後は、公式ヘルプの案内に沿って次の設定をします。
- 日本の回線(普段使っているSIM)によるデータ通信を止め、思わぬローミング料金を防ぐ
- 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフにして、Sailyの回線だけでデータ通信をする
日本の回線を「オフ」にするか、オンのまま「データ通信だけSailyに任せる」かは、日本の電話番号で着信やSMSを受けたいかどうかで選びます。日本の回線を残すと、海外での着信は契約中のキャリアの料金がかかることがあります。詳しくは「iPhoneで海外eSIMを使う方法」の「日本の電話番号・LINEはどうなる?」をご覧ください。
繋がらないときは
公式ヘルプでは、到着後に自動で有効にならない場合、Sailyの回線がオンになっているか、APN(アクセスポイント名)が設定されているかを確認するよう案内しています。それでも解決しない場合はサポートに問い合わせます。
購入前に確認したいこと
有効化の期限(記載が分かれています)
Sailyは購入してすぐに使わなくても、旅行の日まで有効化を待てます。ただし期限の書き方が、ページによって異なります。
- ヘルプ記事: 購入から30日以内にeSIMをインストールして有効化できる
- 日本語の国別ページ: すべてのプランに180日の有効化期間があり、期限までに有効化しなかった場合は自動的に有効になる
旅行の直前に買う場合はどちらでも問題になりにくいですが、早めに買っておく場合は、購入画面に表示される条件を確認してください。また、有効になったあとは一時停止できません。
返金の条件
公式ヘルプによると、eSIMをインストールしていない、またはデータプランが有効になっていない場合は、購入から30日以内なら全額返金を申請できます。インストールして有効になったプランは使用済みと見なされ、全額返金は保証されません(Saily側の品質の問題で使えなかった場合や、データの99%超が残っている場合は、一部または全額の返金が検討されることがあります)。
出典: What is Saily’s refund policy?
テザリングはできる
Sailyの回線でテザリング(インターネット共有)は使えます。共有した分のデータは、自分のプランのデータ量から減ります(出典: How to set up a hotspot with Saily eSIM)。
電話番号はアメリカの番号のみ別途
Sailyのデータプランはデータ専用です。現地の電話番号は付きません。公式サイトでは、アプリでアメリカの電話番号を追加できるサービスを案内していますが、旅行先の国の番号ではない点に注意してください。
サポートはチャットとメール
Sailyのサポートは、24時間対応のライブチャットとメールです。ライブチャットはSailyアプリからのみ使え、電話のサポートはありません(出典: How to contact Saily customer support)。日本語での対応可否は、公式ヘルプでは確認できませんでした。
トルコに行く場合
公式ヘルプによると、トルコ国内ではSailyのWebサイトとチャージ機能が使えません。トルコに行く場合は、入国前にプランの購入と有効化を済ませておく必要があります。
他の海外eSIMとの違い
海外eSIMには、Airalo・Holaflyなどの海外の事業者や、トリファなど日本の会社が運営するサービスもあります。Sailyと比べたときの違いは次のとおりです。
- Sailyの強み: 広告ブロッカーやウェブ保護などの付加機能がある。プランは1GBの短期から20GB・無制限まで選べる
- 日本の会社のサービスの強み: 日本円の価格表示や日本語のチャットサポートがある(トリファは24時間の日本語チャットを案内しています)
日本語でのサポートを重視するなら日本の会社のサービス、付加機能やプランの選びやすさを重視するならSailyが候補になります。各社の有効期間の始まり方やテザリングの可否は「iPhoneで海外eSIMを使う方法」の比較表で整理しています。
Sailyがおすすめな人・向かない人
おすすめな人
- 韓国・台湾・タイなどへの短期旅行で、データ通信だけを使いたい人
- 出発前にスマホで設定を済ませ、到着後すぐにネットを使いたい人
- 旅先のフリーWi-Fiや広告によるデータ消費が気になり、広告ブロックやウェブ保護も使いたい人
- アプリでの操作や、英語のヘルプ記事を読むことに抵抗がない人
向かない人
- 電話や日本語のチャットでサポートを受けたい人
- 現地の電話番号が必要な人
- SIMロックがかかったiPhoneや、eSIMに対応していない機種を使っている人
まとめ
- Sailyは、NordVPNのチームが作った海外旅行用eSIM。200を超える国・地域に対応するデータ専用のプリペイド型
- プランはWebサイトでもアプリでも購入でき、インストールはアプリで行うのが基本
- 出発前にインストールしてデータローミングをオンにしておけば、到着時に自動で有効になる
- 価格は日本語ページでも米ドル表示。韓国向けは1GB・7日間でUS$3.99から(2026年10月19日時点)
- 未インストール・未有効化なら購入から30日以内の全額返金を申請できる
短期の海外旅行で、設定をスマホで完結させたい人には、Sailyは使いやすい選択肢です。行き先のプランと価格は公式サイトで確認できます。
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