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トリファトリファ(trifa)eSIMの使い方【iPhone】料金・設定・テザリング・返金を公式情報で確認
目次
海外旅行の通信手段として、eSIMアプリの「トリファ(trifa)」を検討している人は多いと思います。テレビCMなどで名前を見かけるようになった一方で、実際に使う段階になると次のような点で迷いやすいサービスです。
- 料金はいくらで、何GBを選べばよいか
- iPhoneにはいつ、どうやって設定するのか
- 現地に着いたら何をオン・オフにすればよいのか
- テザリングはできるか、使わなかったら返金されるか
この記事では、トリファの公式サイト・公式ヘルプ(よくある質問)の記載(2026年10月26日時点)をもとに、iPhoneでトリファを使う手順と、購入前に確認したい点を整理します。筆者が実際に購入して検証したものではなく、公開情報の整理である点をご了承ください。
結論:トリファはこんな人に向いています
先に結論をまとめます。
- 向いている人: 初めて海外eSIMを使う人、日本円で支払いたい人、困ったときに日本語のチャットで相談したい人
- 注意が必要な人: 使わなかった場合の返金を重視する人(未使用でも払い戻しは原則不可)。現地の電話番号が必要な人(電話番号付きのプランは無し)
- 使い方の要点: 出発前にWi-FiのあるところでeSIMをインストールし、現地に着いたらトリファの回線とデータローミングをオンにします。利用日数は、対象国で電波をつかんだ時点から数え始めます
トリファとは?どこの会社?
トリファは、東京都品川区に本社を置く株式会社トリファが運営する、海外旅行向けのeSIMアプリです。公式ヘルプによると、同社は2020年11月設立の日本のスタートアップで、旧社名は「株式会社ERAKE」です(2024年10月にサービス名と同じ社名に変更)。
公式サイトと公式ヘルプで案内されている主な特徴は次のとおりです。
- 世界200以上の国と地域に対応。ヨーロッパ周遊・アジア周遊など、複数の国で使えるプランもあります
- データ通信専用のプリペイド型。購入した金額以上の請求は発生せず、解約の手続きも不要です
- 日本円で支払える。クレジットカードのほか、Apple Pay・Google Pay、日本国内ではPayPay・コンビニ決済も使えます
- 24時間365日の日本語チャットサポート。日本人スタッフが対応すると案内しています
- eSIM以外の機能。アプリでは、1日単位で買えるVPN、空港ラウンジ、海外旅行保険、入国手続きのサポートも扱っています
出典: トリファ公式サイト、【トリファについて】トリファとeSIMについて、【トリファについて】お支払い・購入について
トリファの料金の例
料金は行き先・日数・データ量で決まります。たとえば韓国向けのプランは、2026年10月26日時点で公式サイトに次の価格(税込)が載っていました。
| 日数 | データ量と価格(税込) |
|---|---|
| 3日間 | 1GB 790円 / 3GB 1,760円 / 無制限 2,970円 |
| 7日間 | 3GB 1,960円 / 10GB 3,820円 / 無制限 5,990円 |
| 15日間 | 3GB 2,360円 / 10GB 3,900円 / 無制限 11,990円 |
| 31日間 | 5GB 3,000円 / 20GB 5,020円 / 無制限 16,000円 |
| 60日間 | 10GB 4,350円 / 30GB 8,500円 / 80GB 16,000円 |
出典: トリファ 韓国のeSIM(2026年10月26日確認)

Webの購入画面では、一部のプランに割引前の価格と「20%OFF」などの表示が付いていました。公式ヘルプでも、料金はキャンペーンや為替などに応じて定期的に変わると案内しています。上の表は参考とし、購入時にアプリかWebサイトで最新の価格を確認してください。
データ量は1日あたりではなく、期間内に使える合計です。たとえば「7日間・3GB」なら、7日間で合計3GBまで使えます。足りなくなったら、現地からアプリで追加チャージできます。
公式ヘルプが示す1GBの目安は、ニュースサイトの閲覧で約3,490ページ、画像の送受信で約250〜500枚、LINEなどの無料通話で約55時間、標準画質(480p)の動画で約1時間40分です(出典: 【トリファについて】プランについて)。
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iPhoneでトリファを使う手順
公式ヘルプの手順をもとに、iPhoneでの流れを4つの段階に分けて説明します。
1. 購入前に:eSIM対応とSIMロックを確認する
トリファの返金ポリシーでは、購入後にeSIM非対応の端末だった、SIMロックを解除できていなかった、と分かった場合でも原則として返金できないとしています。先に次の2点を確認しておきましょう。
- iPhoneがeSIMに対応しているか(公式サイトではiPhone XR / XS以降を対応としています)
- SIMロックがかかっていないか
確認方法は「iPhoneで海外eSIMを使う方法」で解説しています。なお、トリファのアプリにも、使っているスマホがeSIMに対応しているかを確かめる機能があります。
2. プランを購入する(アプリまたはWebサイト)
アプリの場合は、画面下の「ストア」で旅行先を検索し、日数とデータ量を選んで「確認とお支払い」に進みます(出典: eSIMのプランを購入しよう)。公式サイトにもWebの購入ページがあり、アカウントにログインすると購入へ進めます。
購入画面のカレンダーで日付を選べますが、これは日数を確認するための機能で、利用開始日を決めるものではありません。利用が始まるのは、後述のとおり現地で電波をつかんだときです。
決済の通貨(日本円・米ドルなど)は、アプリをダウンロードしたApp Storeの地域設定で決まり、あとから変更できません。日本のApp Storeからダウンロードすれば日本円になります。
3. 出発前:eSIMをインストールする
インストールにはインターネット接続が必要です。公式ヘルプでは、iOS 17.4以降ならアプリからワンタップでインストールできると案内しています(出典: 【旅行前】eSIMインストール方法(iOS))。
- トリファアプリを開き、「マイeSIM」→購入したプランの「設定方法」→「eSIMインストール」を選ぶ
- 「インストールをはじめる」をタップする
- iPhoneの画面に切り替わったら、「アクティベート」などをタップして進める
- 回線の使い方を聞かれたら「データ通信のみ」を選ぶ(電話番号が付かないため)
- 「設定」→「モバイル通信」の「SIM」欄に新しい回線が追加されていれば完了
追加された回線は「副回線」「旅行」などの名前になることがあります。現地で迷わないよう、回線の名前を「トリファ」などに変えておくことを公式ヘルプも勧めています。iOS 17.3以前の場合や、ワンタップ以外で入れたい場合は、アプリでQRコードやアクティベーションコードを表示してインストールします(出典: QRコード/アクティベーションコードでインストールしたい)。
注意点: プランの対象国の中でインストールすると、その時点で電波をつかみ、利用期間のカウントが始まります。日本で済ませておくのが基本です。
4. 現地に着いたら:回線を切り替える
回線の切り替えに通信は必要ないため、現地の空港に着いた後、機内で設定できます。公式ヘルプが案内している手順は次のとおりです(出典: 回線切替方法(iOS))。
- 機内モードはオンのまま、「設定」→「モバイル通信」を開く
- 普段使っている日本の回線(主回線)をタップし、「データローミング」と「この回線をオンにする」をオフにする
- トリファの回線をタップし、「この回線をオンにする」をオンにする
- もう一度トリファの回線を開き、「データローミング」をオンにする
- 機内モードをオフにする
- 「モバイルデータ通信」がトリファの回線になっているか確認する
- Wi-Fiをオフにして、トリファの回線だけでインターネットにつながるか確認する
確認が済んだら、Wi-Fiはオンに戻して構いません。Wi-Fiにつながっている間はWi-Fiが優先され、トリファのデータは減りません。
日本の電話番号で着信を受けたい場合は、日本の回線の「この回線をオンにする」をオンにし、「データローミング」はオフのままにします。公式ヘルプはあわせて、「デフォルトの音声回線」を日本の回線にする設定を案内しています。ただし、日本の回線で通話・SMSを使うと契約中の携帯会社の海外料金がかかります(出典: トリファのeSIM使用時のQ&A)。LINEなどの扱いは「iPhoneで海外eSIMを使う方法」の「日本の電話番号・LINEはどうなる?」でも整理しています。
帰国後:日本の回線に戻す
帰国したら、トリファの回線の「この回線をオンにする」をオフにし、日本の回線をオンに戻します。Wi-Fiを切った状態でインターネットにつながれば完了です。使い終わったトリファのeSIMは削除しても問題ありませんが、削除は元に戻せないため、日本の回線や未使用のeSIMを誤って消さないよう注意してください(出典: ご帰国後の設定(iOS))。
繋がらないときの確認点
公式ヘルプの「インターネットに繋がらない」では、まず次の項目を確認するよう案内しています(出典: 【現地】インターネットに繋がらない)。
- トリファの回線がオンで、日本の回線がオフになっているか
- 機内モードがオフになっているか
- 「モバイルデータ通信」がオンで、トリファの回線が選ばれているか
- トリファの回線の「データローミング」がオンになっているか
- 購入したプランの対象国・地域にいるか
それでも圏外や「SOS」表示のままなら、機内モードのオン・オフや再起動を試します。トリファの回線の「ネットワーク選択」が空欄の場合は、通信会社を手動で選ぶ方法が案内されています。アンテナは立つのに通信できない場合は、「モバイルデータ通信ネットワーク」の「設定をリセット」(APN設定のリセット)や、「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」を試します。
最後の操作をするときは、同じ画面の「すべての設定をリセット」や「すべてのeSIMを削除」と押し間違えないよう注意してください。ネットワーク設定をリセットすると、Wi-Fiの設定もやり直しになります。解決しなければ、アプリの「アカウント」→「チャットサポート」から問い合わせます。
購入前に確認したいこと
未使用でも返金は原則できない
公式ヘルプでは、旅行の中止や急病などやむを得ない事情でも、キャンセル・返金は原則不可としています。購入後に通信を使わなかった場合の払い戻しも受け付けていません(出典: 【トリファについて】返金・キャンセルについて)。
その代わり、プランは購入日から3か月間有効です。インストールしていなければ別の端末に入れることができ、インストール済みでも開通前ならコードを再発行して入れ直せると案内しています。旅行の予定が延びた場合は、3か月以内に使えば無駄になりません。
なお、アプリの購入画面には「あんしんキャンセル保証」という選択肢があります。公式ヘルプでは保証の内容や条件の記載を確認できなかったため、気になる場合は購入画面の説明を読むか、チャットサポートで確認してください。
利用日数は電波をつかんだ時点から
トリファのeSIMは、インストールした端末がプランの対象国で電波をつかんだ日時から、利用期限のカウントが始まります。1日プランなら24時間です。購入したタイミングや、日本でインストールしたタイミングでは始まりません。
テザリングはできる(プランにより異なる)
テザリング(インターネット共有)は、Wi-Fi経由・Bluetooth経由で使えます。公式ヘルプはプランによって可否が異なるとしているので、アプリのプラン情報で確認してください。韓国・台湾・アメリカなどの国別ページでは「テザリング:可能」と表示されていました。共有した分も、自分のプランのデータ量から減ります。
電話番号は付かない
トリファには電話番号付きのプランがありません。通話はLINEやInstagramなど、データ通信を使うアプリの通話機能を使います。SMS認証が必要なサービスは使えないため、配車アプリなどは日本にいるうちにアカウント登録を済ませておくよう公式ヘルプが案内しています。
台湾・香港は実名認証が必要
台湾・香港を含むプランは、現地の法令にもとづく実名認証が必須です(2024年4月24日以降の購入が対象)。アプリの購入プランの「設定方法」からパスポートの写真をアップロードすると申請できます。認証しないと現地の回線につながらないため、出発前に済ませておきましょう(出典: 台湾/香港eSIMの実名認証について)。
中国で使う場合
公式サイトの中国のページでは、トリファのeSIMは国際ローミング方式のため、VPNを別途用意しなくてもLINEや地図などを使えると案内しています。ただし、現地の規制や通信の状況は変わることがあるため、この記事では「必ず使える」とは言えません。出発前に最新の案内を確認してください。
公衆Wi-FiではVPNも検討する
ホテルやカフェの公衆Wi-Fiにつなぐと、トリファのデータは減りませんが、通信の安全性はそのWi-Fi次第になります。トリファのアプリでも1日単位のVPNを扱っています。VPNの仕組みや使い方は「NordVPNの使い方(iPhone)」や「MillenVPNの使い方」で解説しています。
家族旅行・よく海外に行く人向けの機能
- まとめ買い・eSIMギフト: 同じ日程・同じデータ量なら、1回の決済で最大10枚まで購入でき、枚数に応じて最大10%割引になります。買ったeSIMはリンクで家族や友人に渡せます(受け取る人もトリファのアカウント登録が必要)
- 月額プラン: 116か国で同じeSIMを使い続けられる、自動更新のプランです。使わなかったデータは最大100GBまで翌月に繰り越されます。契約期間の縛りは無くいつでも解約できますが、解約すると残りのデータ量も使えなくなります(出典: 【トリファについて】月額プランについて)
他の海外eSIMとの違い
海外eSIMには、Airalo・Holafly・Sailyなど海外の事業者のサービスもあります。トリファと比べたときの違いは次のとおりです。
- トリファの強み: 日本円での価格表示と支払い、PayPay・コンビニ決済、24時間の日本語チャットサポート。アプリの表示もヘルプも日本語です
- 海外の事業者の例(Saily): 価格は日本語ページでも米ドル表示ですが、eSIMを未インストール・未有効化なら購入から30日以内の全額返金を申請できると案内しています
日本語での手厚いサポートを重視するならトリファ、返金条件を重視するなら海外の事業者も比べる、という選び方ができます。Sailyの詳細は「Saily eSIMの使い方」、各社の有効期間の始まり方やテザリングの比較は「iPhoneで海外eSIMを使う方法」で整理しています。
トリファがおすすめな人・向かない人
おすすめな人
- 初めて海外eSIMを使うので、日本語の案内とチャットサポートが欲しい人
- 日本円で、クレジットカードやPayPayで支払いたい人
- 韓国・台湾・ハワイなどへの短期旅行で、1日単位で日数を選びたい人
- 家族や友人の分をまとめて買って渡したい人
向かない人
- 旅行が中止になる可能性があり、返金できることを重視する人
- 現地の電話番号やSMSが必要な人
- SIMロックがかかったiPhoneや、eSIMに対応していない機種を使っている人
まとめ
- トリファは、日本の株式会社トリファが運営する海外旅行用eSIMアプリ。200以上の国と地域に対応するデータ専用のプリペイド型
- 支払いは日本円で、24時間365日の日本語チャットサポートがある
- 韓国向けは3日間・1GBで790円から(2026年10月26日時点、税込)。データ量は期間内の合計
- 出発前にインストールし、現地で「トリファの回線とデータローミングをオン、日本の回線をオフ」に切り替える。利用日数は電波をつかんだ時点から
- 未使用でも返金は原則不可。プランは購入日から3か月有効で、その間に使えばよい
日本語のサポートを受けながら初めてのeSIMを試したい人には、トリファは選びやすいサービスです。行き先のプランと最新の価格はアプリで確認できます。
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