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Fireflies.aiFireflies.aiとは?日本語で使えるAI議事録ツールの料金・使い方を解説【Nottaとの違いも】
目次

Fireflies.aiとは何か
会議のたびに議事録を取る担当が決まっていて、その人だけ話し合いに集中できない。録画はしたけれど、あとから見返す時間がない――。こうした悩みを解決する手段として、海外で広く使われているのが「AI議事録ツール(AIノートテイカー)」です。Fireflies.ai(ファイアフライズ)はその代表的なサービスのひとつで、Zoom・Google Meet・Microsoft Teams などのオンライン会議に AI のボット(Fireflies.ai Notetaker)が参加し、録音・文字起こし・要約までを自動で行います。
公式ブログによると、Fireflies.ai は2025年6月に企業評価額10億ドルを超え、いわゆるユニコーン企業となりました。利用者は2,000万人以上、50万以上の組織に広がり、フォーチュン500企業の75%で利用者がいるとされています。2023年から黒字を続けていることも公表されています(出典: Fireflies公式ブログ)。
日本語の文字起こしにも対応しているため、日本の会議でも使えます。この記事では、公式サイトの公開情報をもとに、Fireflies.ai で何ができ、いくらかかり、日本から使うときに何に気をつけるべきかを整理します。
主な機能・特徴
会議へのAI自動参加と文字起こし
Google カレンダーや Outlook カレンダーと連携すると、予定に入っているオンライン会議に Fireflies のボットが参加者として入室し、会話を録音して文字起こしします。会議のURLを手動で送って参加させることもできます。公式の料金ページでは、文字起こしは100以上の言語に対応すると案内されています。
会議中にリアルタイムでメモや文字起こしを表示する機能もあり、途中から参加した人が直前の議論を確認するといった使い方もできます。
AI要約とアクションアイテムの抽出
会議が終わると、話し合いの概要、トピックごとの要点、決まったこと・次にやること(アクションアイテム)をまとめたAI要約が自動で作られます。議事録を一から書くのではなく「AIが作った下書きを確認・修正する」作業に置き換えられるのが、このタイプのツールの基本的な価値です。
AskFred:会議内容にAIで質問できる
「AskFred」は、記録された会議の内容についてチャット形式で質問できるAIアシスタントです。「先週の定例で決まった納期は?」「A社との打ち合わせで出た懸念点は?」といった問いに、会議記録をもとに回答します。過去の会議を横断して探したいときに便利な機能といえます。
会議の検索・共有・クリップ
文字起こしはキーワードで検索でき、該当箇所の音声にすぐ飛べます。重要な発言を短いクリップ(サウンドバイト)として切り出したり、コメントやブックマークを付けてチームで共有したりもできます。
録音ファイルのアップロード・Chrome拡張・モバイルアプリ
オンライン会議だけでなく、手元の音声・動画ファイルをアップロードして文字起こしすることも可能です。Chrome拡張機能、デスクトップアプリ、iOS/Android のモバイルアプリも用意されており、対面の打ち合わせをスマホで録音して取り込むといった使い方も想定されています。
外部ツール連携と会話分析
Slack、Notion、CRM(Salesforce、HubSpot など)といった外部ツールと連携し、要約を自動で送ることができます。Business プラン以上では、発言時間の割合やトピックの出現を分析する「会話インテリジェンス」機能や、1つの会議で複数言語が話される場合に対応する「Multi-language Mode」も使えます。営業チームの商談分析のような法人用途に強いのが、Fireflies.ai の特徴です。
セキュリティ
公式サイトでは SOC 2 Type II と GDPR への準拠がうたわれており、Enterprise プランでは HIPAA 対応、SSO、データ保持期間のカスタマイズなども用意されています。また、利用者のデータをAIの学習に使わない方針も明記されています。社内の会議データを扱うツールなので、導入前に公式のセキュリティページ(Trust Center)を確認しておくとよいでしょう。
料金プラン
公式サイトの料金ページ(fireflies.ai/pricing)によると、2026年9月時点で以下の4プラン構成になっています。料金は1ユーザー(1席)あたりの月額(USD)で、年払いにすると割安になります。日本円は1ドル=150円で計算した概算です。為替レートは変動するため、実際の請求額は決済時のレートに従う点にご注意ください。

| プラン | 月払い(USD) | 年払い時の月額(USD) | 日本円概算(年払い時) | 主な内容 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | 0円 | 文字起こし、AI要約(回数制限あり)、保存容量はチーム全体で400分、AIクレジット20 |
| Pro | $18 | $10 | 約1,500円 | AI要約無制限、保存容量1席あたり8,000分、録画、文字起こし・要約・録音のダウンロード、外部連携無制限 |
| Business | $29 | $19 | 約2,850円 | Proの全機能+保存容量無制限、会話インテリジェンス、Multi-language Mode、チーム分析 |
| Enterprise | – | $39(年払いのみ) | 約5,850円 | Businessの全機能+SSO・SCIM、HIPAA対応、データ保持期間の設定、専任担当者 |
無料プランの「文字起こし無制限」には条件があり、公式の注記では共有ボットでの会議、Chrome拡張、モバイルアプリでの利用が対象とされています。また保存容量はチーム全体で400分なので、会議が多い人はすぐに上限に届く可能性があります。まずは無料プランで日本語の文字起こし精度や要約の質を確かめ、継続して使うなら Pro 以上を検討する、という流れが現実的でしょう。
「AIクレジット」は、AskFred などの一部AI機能を使う際に消費される枠です。消費量の詳細はプラン内容とともに変わる可能性があるため、公式ヘルプで最新情報を確認してください。
日本から使う際の注意点
日本語の文字起こし精度は自分の会議で確かめる
日本語は対応言語に含まれており、設定画面の「Meeting Language」で日本語を選べば日本語の会議を文字起こしできます。ただし、精度は話者の話し方、マイク環境、専門用語の多さによって大きく変わります。公開情報だけで精度を断定することはできないので、実際の会議で無料プランを試し、固有名詞や社内用語の認識具合を確認しておきましょう。
管理画面やサポートは英語が中心
管理画面やヘルプ記事は英語が中心だと考えておくのが無難です。要約自体は日本語の会議なら日本語で作られますが、設定項目やメニューは英語表示になる場面があります。英語のUIに抵抗がないかは、導入前に確認しておきたいポイントです。
決済はドル建て
料金はドル建てで、クレジットカードでの海外決済になります。カード会社によっては海外事務手数料がかかるため、明細を確認しておきましょう。法人で請求書払いを希望する場合は、上位プランでの対応になります。
会議の参加者への説明を忘れずに
Fireflies のボットは会議に参加者として表示されるため、相手にも「録音されている」ことが伝わる仕組みになっています。とはいえ、社外の相手との打ち合わせでは事前にひと言断っておくのがマナーです。社内ルールで外部サービスへの会議データ保存が認められているかも、あわせて確認しておきましょう。
類似サービスとの比較:Nottaとの違い
日本で「AI議事録」と検索すると、国内でよく知られた選択肢として Notta(ノッタ)が挙がります。Notta の公式料金ページによると、2026年9月時点で無料プランは月120分・1回あたり3分まで、Premium は年払いで月額換算1,185円(月1,800分)、Business は年払いで月額換算2,508円(文字起こし時間無制限)という構成です(Notta公式料金ページ)。
| 比較項目 | Fireflies.ai | Notta |
|---|---|---|
| 料金表示 | ドル建て | 円建て |
| 無料プラン | 保存容量400分/チーム、AI要約は回数制限あり | 月120分、1回3分まで |
| 画面・サポート | 英語中心 | 日本語 |
| 得意なこと | 会議横断のAI検索、CRM連携、会話分析など法人・営業向け機能 | 日本語での使いやすさ、国内での導入実績 |
日本語のUIとサポートを最優先するなら Notta の方が安心感があります。一方、海外の取引先との英語の会議が多い、Salesforce や HubSpot と連携して商談記録を残したい、過去の会議をAIで横断検索したい、といった用途では Fireflies.ai の機能の厚さが活きます。どちらも無料プランがあるので、同じ会議で両方を試して比べるのが確実です。
こんな人におすすめ・おすすめしない人
おすすめできる人
- Zoom・Teams・Google Meet での会議が多く、議事録作成の手間を減らしたい人
- 海外のクライアントや英語の会議が多い人
- 営業チームで商談の記録を CRM に残し、分析まで行いたい組織
- 過去の会議の発言をあとから検索・確認したい人
おすすめしにくい人
- 日本語の管理画面と日本語サポートを重視する人
- 会議の頻度が少なく、ときどき録音を文字起こしできれば十分な人(この場合は無料の文字起こし機能でも足りる可能性があります)
- 社内規定で、会議データを海外のクラウドサービスに保存できない組織
登録手順の概要
- 公式サイトの「Get Started」からサインアップします
- Google アカウントまたは Microsoft アカウントでログインします(カレンダー連携の許可を求められます)
- 設定画面の「Meeting Language」で日本語を選びます
- 自動参加させる会議の範囲(すべての会議、自分が主催する会議のみ など)を設定します
- 会議が終わると、ダッシュボードに文字起こしと要約が表示されます
カレンダーを連携しない方法での登録や、画面構成の詳細は変わる可能性があるため、最新の手順は公式サイトで確認してください。なお、会議の前段階となる日程調整を自動化したい場合は、Cal.com の解説記事も参考になります。
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よくある質問
Fireflies.ai は無料で使える?
使えます。Free プランは期間の制限がなく、文字起こしや回数制限付きのAI要約を試せます。ただし保存容量がチーム全体で400分と少ないため、継続的に使うなら Pro プラン以上が前提になります。
日本語に対応している?
日本語の会議の文字起こしと要約に対応しています。設定で会議の言語を日本語にしておく必要があります。管理画面は英語が中心になる点は理解しておきましょう。
対面の会議でも使える?
モバイルアプリで録音したり、録音ファイルをアップロードしたりすれば、対面の打ち合わせも文字起こしできます。
会議の相手に録音していることは伝わる?
オンライン会議ではボットが参加者として表示されるため、相手にも見えます。社外の会議では、事前に録音とAI議事録の利用を伝えておくのが望ましいでしょう。
まとめ
Fireflies.ai は、オンライン会議にAIが参加して文字起こし・要約・検索までをこなすAI議事録ツールです。評価額10億ドル超、利用者2,000万人以上という海外での実績があり、日本語の会議にも対応しています。一方で、画面やサポートは英語が中心で、料金もドル建てのため、日本語の手厚いサポートを求めるなら国内の Notta も比較候補になります。
無料プランでも基本的な機能は試せるので、まずは普段の会議で日本語の文字起こし精度と要約の質を確かめてから、有料プランを検討するのがおすすめです。
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