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MillenVPN

MillenVPNの使い方【iPhone】アプリとNativeの違い、料金・ワンタイムプラン・返金・解約方法

目次
  1. 結論:日本語で手続きしたい人、短期間だけ使いたい人に向いています
  2. MillenVPNとは?どこの会社?
  3. 3つの接続方法の違い(アプリ・Native・Native OpenConnect)
  4. MillenVPNの料金(2026年10月26日時点)
  5. iPhoneでMillenVPNアプリを使う手順
    1. 申し込んでログイン情報を確認する
    2. アプリを入れてサーバーにつなぐ
    3. 設定で確認しておきたい項目
  6. MillenVPN Nativeを使う手順(アプリを使わない方法)
  7. 海外で使うときの注意点
  8. つながらない・アクセスできないときの確認点
  9. 30日間返金保証と解約方法
    1. 返金保証の条件
    2. 解約(自動更新の停止)の方法
  10. NordVPNと比べるなら
  11. MillenVPNがおすすめな人・向かない人
  12. まとめ

公衆Wi-Fiの安全対策や海外旅行のためにVPNを探していると、「MillenVPN(ミレンVPN)」という名前をよく見かけます。日本の会社が運営していて、料金が日本円・税込で表示されているのが特徴です。

一方で、初めて使う人がつまずきやすい点もあります。

  • 「MillenVPNアプリ」と「MillenVPN Native」は何が違い、iPhoneではどちらを使えばよいのか
  • 2年・1年プランとワンタイムプランは、どちらを選べばよいのか
  • 返金保証はどのプランが対象で、解約はどこからするのか

この記事では、MillenVPNの公式サイトと公式ヘルプセンター(2026年10月26日時点)をもとに、iPhoneでの使い方と、料金・返金・解約の条件を整理します。筆者が購入して検証したものではなく、公開情報の整理である点をご了承ください。

結論:日本語で手続きしたい人、短期間だけ使いたい人に向いています

先に結論をまとめます。

  • 向いている人: 日本語のヘルプや問い合わせフォームで手続きしたい人。料金を日本円・税込で確認したい人。旅行の期間だけ使いたい人(7日間からのワンタイムプランがある)
  • 注意したい点: 2年・1年プランの割引は初回だけで、その後は月¥950(税抜)の通常価格で自動更新されます。ワンタイムプランは30日間返金保証の対象外です
  • iPhoneでの使い方の要点: まずはMillenVPNアプリでログインして接続します。アプリとNativeはパスワードが別なので、Nativeを使うときはマイページで接続情報を確認します

MillenVPNとは?どこの会社?

MillenVPNは、大阪市に本社を置くアズポケット株式会社(2016年設立)が運営するVPNサービスです。App Storeのアプリの販売元も同社(AzPocket, Inc.)です。

公式サイトで確認できる主な特徴は次のとおりです。

  • デバイス数無制限(公正利用ポリシーの範囲内で)。サブスクプラン・ワンタイムプランとも共通
  • 世界140か所以上に2,000台以上のVPNサーバー(公式サイトのトップ。App Storeの説明文では「75以上のロケーションに1,300台以上」と書かれており、表記がそろっていません)
  • 利用者の通信のログを保存しない方針(詳細はプライバシーポリシー)
  • Windows・macOS・iOS・Android・Amazonデバイスに対応
  • iPhoneアプリはiOS 15.6以降に対応し、日本語表示に対応(2026年10月26日時点のApp Store)
MillenVPNの公式サイトのトップページ
出典: MillenVPN公式サイトトップページ(https://millenvpn.jp/、2026年10月26日取得)

3つの接続方法の違い(アプリ・Native・Native OpenConnect)

MillenVPNには接続方法が3つあり、どのプランでも追加料金なしで使えます。公式ヘルプでは、目的に合わせて次のように選ぶよう案内しています(出典: インターネット通信時のセキュリティを高めたい場合)。

接続方法使い方公式ヘルプが勧める場面
MillenVPNアプリアプリを入れてログインするだけ簡単に接続したい、いろいろな国のサーバーを使いたい
MillenVPN Native専用アプリなし。iPhoneの「設定」にVPN構成を追加するアプリを使いたくない、日本国内のサービスにアクセスしたい、固定IPを使いたい
MillenVPN Native OpenConnectOpenConnect方式で接続する通信規制の厳しい国から接続したい、固定IPを使いたい

どの方法でも接続中の通信は暗号化されます。公衆Wi-Fiの安全対策が目的なら、まずはアプリで十分です。

MillenVPNの3つの接続方法。MillenVPNアプリはアプリでログインして接続、MillenVPN NativeはiPhoneの設定にVPN構成を追加して接続、MillenVPN Native OpenConnectは通信規制の厳しい国向けの方式で、アプリとNativeはパスワードが別であることを示した図
図: MillenVPNの3つの接続方法(MillenVPN公式ヘルプをもとに作成)

MillenVPNの料金(2026年10月26日時点)

料金プランは、自動更新の「サブスクプラン」と、期間が終われば止まる「ワンタイムプラン」の2種類です(法人向けの専用サーバープランもあります)。

サブスクプラン(自動更新)

プラン初回の月額(税込)初回の支払額の目安更新時の月額
2年プラン¥396¥9,504¥950+税
1年プラン¥594¥7,128¥950+税

ワンタイムプラン(自動更新なし)

期間料金(税込)
7日間¥638
15日間¥1,078
30日間¥1,738

出典: MillenVPN ご利用料金(2026年10月26日確認)。サブスクプランの月額は契約期間分を一括で払った場合の月あたりの料金で、「初回の支払額の目安」は月額に月数を掛けた計算値です。

MillenVPNの料金ページ。サブスクプランの2年プランと1年プランの価格が並んでいる
出典: MillenVPN公式サイト料金ページ(https://millenvpn.jp/pricing/、2026年10月26日取得)

料金を見るときの注意点は次のとおりです。

  • 割引は初回だけ: 2年・1年プランは、契約期間が終わると通常価格(月¥950+税)で自動更新されます。更新しない場合は、更新日の前日までに解約申請が必要です
  • 返金保証はサブスクプランだけ: ワンタイムプランは30日間返金保証の対象外です
  • 固定IPはオプション: 1つあたり月¥396(税込)で、サブスクプランの契約が必要です。公衆Wi-Fiの安全対策が目的なら不要です
  • 価格は変わる: キャンペーンで表示が変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の価格を確認してください

どちらを選ぶかの目安は次のとおりです。

  • 1回の旅行や出張の間だけ使いたい → ワンタイムプラン。期間が終われば止まるので解約の手間がない
  • 普段から公衆Wi-Fiを使う、まず試してから決めたい → サブスクプラン。30日以内なら返金保証を使える

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iPhoneでMillenVPNアプリを使う手順

公式ヘルプ「iOSアプリのインストール」「iOSアプリの使い方」の手順を、流れに沿って説明します(出典: iOSアプリの使い方)。

iPhoneでMillenVPNアプリを使い始める流れ。公式サイトで申し込み、ようこそメールでユーザー名とパスワードを確認し、App Storeからアプリを入れてログインし、サーバーを選んでVPN構成の追加を許可する流れを示した図
図: iPhoneでMillenVPNアプリを使い始める流れ(MillenVPN公式ヘルプをもとに作成)

申し込んでログイン情報を確認する

公式サイトで申し込むと、「【MillenVPN】 MillenVPNへようこそ」という件名のメールが届きます。アプリのログインに使うのは、申し込み時に決めたユーザー名と、このメールに書かれたパスワードです。

アプリを入れてサーバーにつなぐ

  1. App Storeで「MillenVPN」を入手する(公式サイトの「アプリダウンロード」からも開ける)
  2. アプリを開き、ユーザー名とパスワードを入力してログインする
  3. 個人情報の取り扱いを確認し、「同意して続行する」をタップする
  4. 画面下の「サーバー」をタップし、接続したい国とサーバーを選ぶ(国名や都市名で検索もできる)
  5. 初回だけMillenVPNの構成の追加を求められるので「許可」し、iPhoneのパスコードを入力する
  6. 接続が完了すると、接続したサーバー名とIPアドレスが表示される

公衆Wi-Fiの安全対策が目的なら、通信が遠回りにならないよう、日本のサーバーを選んでおくとよいでしょう。

設定で確認しておきたい項目

アプリ右下の歯車マークから設定を開けます。公式ヘルプで説明されている主な項目は次のとおりです。

  • プロトコル: IKEv2(推奨設定)、WireGuard、IPSecから選べる。WireGuardはUDPが使えないネットワークでは使えない
  • キルスイッチ: VPNが切れたときに、VPNを通らない通信を防ぐ
  • スプリットトンネリング: 登録したドメインだけVPNから外す。キルスイッチ・オンデマンドとは同時に使えない
  • 脅威保護・ダブルホップ: 広告や悪意のあるサイトのブロック、2つのサーバーを経由する接続。どちらもWireGuard接続時のみ

なお、アプリ起動時に自動で接続する「オンデマンド」について、公式ヘルプは現在正常に動作しないため、修正版が出るまで使用を控えるよう案内しています(2026年10月26日確認)。当面は、公衆Wi-Fiにつないだら手動で接続する習慣をつけておきましょう。

MillenVPN Nativeを使う手順(アプリを使わない方法)

Nativeは、iPhoneに標準で入っているVPN機能(IKEv2)で接続する方法です。公式ヘルプでは、海外から日本国内のサービスにアプリでアクセスできない場合に、Nativeを試すよう案内しています。

最初に接続情報を確認します。 マイページにログインし、「サービス」→「MillenVPN Native(無料オプション)」を開くと、接続サーバーアドレス・ユーザー名・パスワードが表示されます。アプリのパスワードとは別なので注意してください(出典: iOS 15 (iPhone) でMillenVPN Nativeを使う方法)。

  1. iPhoneの「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」→「VPN」を開く
  2. 「VPN構成を追加」をタップする
  3. タイプは「IKEv2」を選び、説明(好きな名前)、サーバとリモートID(どちらも接続サーバーアドレス)、ユーザ名、パスワードを入力して「完了」をタップする
  4. 追加した構成にチェックが入っていることを確認し、「状況」のスイッチをオンにする

マイページから設定プロファイルをダウンロードしてインストールする方法もあります(Safariでの操作が推奨されています。出典: iOS 設定プロファイルを使ったMillenVPN Nativeの接続方法)。

海外で使うときの注意点

公式ヘルプの「ご契約前の注意事項」では、通信規制の厳しい国で使う予定がある場合、日本にいるうちに申し込み・アプリのインストール・設定を済ませておくよう案内しています。現地ではアプリストアにアクセスできない可能性があるためです(出典: ご契約前の注意事項)。

  • 中国など規制の厳しい国: 公式ヘルプはiPhoneの場合、アプリで東京・大阪のサーバーを試し、だめならNative OpenConnectを使うよう案内しています。ただし、国際情勢や接続元によって接続できない場合があるとも明記されています。現地で使えるか確かめたい場合は、返金保証のあるサブスクプランで、30日以内に確認するよう勧められています
  • 現地の法律: VPNの利用そのものを規制している国もあります。渡航先のルールは事前に確認してください
  • 動画配信サービスなど: MillenVPN自身も、すべてのサービスへのアクセスは保証していないとしています。VPN経由での利用を制限しているサービスもあるため、使うサービスの利用規約に従ってください。この記事では、通信の安全を守る目的での使い方に絞って紹介しています

海外旅行のデータ通信そのものについては「iPhoneで海外eSIMを使う方法」で解説しています。

つながらない・アクセスできないときの確認点

公式ヘルプで案内されている確認点をまとめます。

  • アプリとNativeを同時に使っていないか: Nativeを使うときは、必ずアプリの接続を切ってから
  • パスワードを取り違えていないか: アプリは「ようこそ」メールのパスワード、Nativeはマイページに表示されるパスワード
  • サーバーを変えてみる: 同じ国の別のサーバーでつながる場合がある
  • 通信回線を変えてみる: 別のWi-Fiやモバイル回線に切り替えて試す
  • ブラウザから開いてみる: 特定のサービスのアプリで開けない場合は、SafariやChromeから試す
  • ワンタイムプランの開始時刻: 利用開始日を指定した場合、使えるのは当日の午前7時ごろから。それより前はアプリにログインできない

30日間返金保証と解約方法

返金保証の条件

公式ヘルプによると、返金保証の主な条件は次のとおりです(出典: 30日間返金保証制度について)。

  • 対象: 公式サイトから申し込んだ2年・1年のサブスクプランの初回契約
  • 期限: 利用開始日(決済完了日)の翌日から30日以内(日本時間)の解約
  • 対象外: ワンタイムプラン、更新後・再開後・アップグレード後のサブスクプラン、専用サーバー、後から追加した固定IPオプションなど
  • クレジットカード・PayPal: 解約申請で返金保証を選ぶと、自動で返金される。クレジットカードは返金まで約10日前後(カード会社による)
  • 銀行振込: 自動では返金されない。30日以内にサポートへの連絡が必要で、返金手数料330円(税込)は利用者の負担

App Storeのアプリ内で購入した場合の扱いは、公式ヘルプでは確認できませんでした。返金保証を使う可能性があるなら、公式サイトから申し込むほうが確実です。

解約(自動更新の停止)の方法

解約は公式サイトのマイページから行います(出典: 解約方法)。

  1. マイページの「サービス」→「マイサービス」を開く
  2. 有料の「MillenVPN」を選ぶ(無料オプションの「MillenVPN Native」を選ぶと解約メニューが出ない)
  3. 「解約申請」をクリックする
  4. 解約理由を入力し、キャンセルタイプを選んで申請する

キャンセルタイプの違いは次のとおりです。

  • 契約期間の終了後解約する: 満了日まで使え、次回の更新は行われない
  • 直ちに解約する: 手続きの完了後、すぐに使えなくなる
  • 直ちに解約し、返金を希望する: 返金保証を使う場合。申し込みから30日を過ぎると選択肢が表示されない

ワンタイムプランは解約申請が不要で、満了日に自動的に止まります。また、2026年2月3日以前にPayPalで契約した場合は、PayPal側でも定期支払いの設定をキャンセルする必要があります。

NordVPNと比べるなら

海外のVPNと迷っている人向けに、NordVPNとの主な違いをまとめます(NordVPNは2026年10月19日、MillenVPNは2026年10月26日時点の公式情報)。

項目MillenVPNNordVPN
運営アズポケット(日本)nordvpn S.A.(パナマ)
2年プラン月¥396(税込)月¥580(ベーシック)
台数無制限最大10台
短期プラン7日間から1か月プラン

日本語での手続きや短期プランを重視するならMillenVPN、ノーログポリシーの独立監査や、ウイルス対策などの付加機能を重視するならNordVPNが候補になります。NordVPNの使い方は「NordVPNの使い方【iPhone】」で解説しています。

MillenVPNがおすすめな人・向かない人

おすすめな人

  • カフェ・駅・ホテルなどの公衆Wi-Fiをよく使い、日本語で手続きできるVPNを探している人
  • 旅行や出張の期間だけVPNを使いたい人(ワンタイムプラン)
  • iPhone・iPad・パソコンなど、たくさんの端末で使いたい人

向かない人

  • 自動更新の管理が負担に感じる人(サブスクプランは更新後に月¥950+税になります)
  • ワンタイムプランで返金保証を使いたい人(対象外です)
  • 動画配信サービスの地域制限を回避する目的で探している人(各サービスの規約に従う必要があります)

まとめ

  • MillenVPNは、大阪のアズポケット株式会社が運営する国産VPN。デバイス数は無制限で、料金は日本円・税込で表示されている
  • iPhoneでは、ようこそメールのユーザー名・パスワードでアプリにログインし、サーバーを選んで構成の追加を許可すれば使える
  • アプリでうまくいかない場合はNativeを試す。Nativeのパスワードはアプリとは別で、マイページで確認する
  • 2年プランは初回月¥396(税込)、1年プランは初回月¥594(税込)。更新後は月¥950+税。ワンタイムプランは7日間¥638から
  • 返金保証はサブスクプランの初回契約だけで、30日以内の解約が条件。解約はマイページの「解約申請」から

まず使い勝手を確かめたい人は、30日間返金保証があるサブスクプランから始めるとよいでしょう。旅行の期間だけ使いたい人は、ワンタイムプランが選択肢になります。

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この記事について

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