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NordVPNNordVPNの使い方【iPhone】公衆Wi-Fi・海外旅行での設定と、料金・返金・解約方法
目次
カフェや駅、ホテル、空港の公衆Wi-Fiを使うとき、通信の安全が気になる人は多いはずです。そうした場面で使われるのがVPNで、世界的に利用者の多いサービスの一つが「NordVPN」です。
ただ、初めて使う人には分かりにくい点もあります。
- iPhoneではどう設定するのか、毎回手動でつなぐ必要があるのか
- 料金はいくらで、2年目以降はいくらになるのか
- 合わなかったときに返金や解約はできるのか
この記事では、NordVPNの公式サイト・公式ヘルプ・利用規約(2026年10月19日時点)をもとに、iPhoneでNordVPNを使う手順と、料金・返金・解約の条件を整理します。筆者が購入して検証したものではなく、公開情報の整理である点をご了承ください。

結論:公衆Wi-Fiをよく使うiPhoneユーザーに向いています
先に結論をまとめます。
- 向いている人: カフェ・駅・ホテル・空港などの公衆Wi-Fiをよく使う人。海外旅行や出張が多い人。iPhoneとパソコンなど複数の端末をまとめて守りたい人(1つの契約で最大10台)
- 注意したい点: 2年プランなどの割引価格は最初の期間だけで、その後は更新価格で自動更新されます。ライブチャットのサポートは英語です
- 使い方の要点: アプリで「自動接続」をオンにしておくと、Wi-Fiにつないだときに自動でVPNが有効になります。自宅など信頼できるWi-Fiは除外できます
NordVPNとは?どこの会社?
NordVPNは、2012年に始まったVPNサービスです。利用規約上の契約相手はパナマに拠点を置く「nordvpn S.A.」で、親会社のNord Securityはオランダに拠点があると公式ヘルプで案内しています。App Storeの販売元も「Nordvpn S.A.」です。
VPN(Virtual Private Network)は、端末とVPNサーバーの間の通信を暗号化するしくみです。公衆Wi-Fiでは、同じネットワークの利用者やWi-Fiの提供者から通信の中身を見られにくくする目的で使われます。
公式情報から確認できる主な特徴は次のとおりです。
- 1つの契約で最大10台まで同時に接続できる(料金ページ・公式ヘルプ・App Storeで記載が一致)
- 225以上のロケーションにサーバーがある(公式サイトのトップ)
- ノーログポリシー(利用者の通信内容などを記録しない方針)について、独立した監査を受けている。公式ブログによると、6回目の監査はDeloitte Lithuaniaが2025年11〜12月に実施
- iPhoneアプリは日本語に対応し、通信方式(プロトコル)はNordLynx・NordWhisper・OpenVPNから選べる
NordVPNの料金(2年プランの例)
NordVPNには「ベーシック」「コンプリート」「エリート」の3つのプランがあり、それぞれ1か月・1年・2年の期間を選べます。2026年10月19日時点の公式サイトの2年プランは次のとおりでした。
| プラン | 月あたり | 最初の27か月 | 更新価格 |
|---|---|---|---|
| ベーシック | ¥580 | ¥15,660 | ¥21,960/年 |
| コンプリート | ¥680 | ¥18,360 | ¥34,680/年 |
| エリート | ¥980 | ¥26,460 | ¥45,960/年 |
出典: NordVPN 料金ページ(2026年10月19日確認。2年プランは「24か月+3か月延長」の27か月分)
プランごとの主な違いは次のとおりです。
- ベーシック: VPN、詐欺・フィッシング対策など
- コンプリート: ベーシックに加え、ウイルス対策、広告・トラッカーブロック、パスワードマネージャーなど
- エリート: コンプリートに加え、固定IP

料金を見るときの注意点は3つです。
- 割引価格は最初の期間だけ: 期間が終わると自動で更新され、その時点の更新価格で請求されます。年払いは更新の最大14日前に請求されます
- 税の扱い: 料金ページには「消費税が適用される場合があります」と書かれています。最終的な支払額は購入画面で確認してください
- 価格は変わる: キャンペーンで表示が変わることがあるため、購入前に公式サイトで最新の価格を確認してください
公衆Wi-Fiの安全対策が目的なら、VPNが使えるベーシックで足ります。ウイルス対策や広告ブロック、パスワード管理もまとめたい場合はコンプリート以上が候補です。なお、iPhoneでは「次世代のウイルス対策」の一部の機能しか使えないと公式ヘルプに書かれているため、パソコンと同じ保護を期待しないようにしましょう。
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iPhoneでNordVPNを使う手順
公式ヘルプ「iOSにNordVPNをインストールする方法」の手順を、流れに沿って説明します(出典: NordVPN サポート)。
プランを購入し、アプリを入れる
公式サイトでプランを購入すると、Nordアカウントが作られます。次に、App Storeで「NordVPN」を検索してアプリをインストールします。アプリはiOS 17.0以降に対応しています(2026年10月19日時点のApp Store)。
アプリ内でも購入できますが、App Storeで購入した場合は返金や解約の窓口がAppleになります(後述)。返金保証の手続きをNordVPNのサポートで行いたい場合は、公式サイトで購入するほうが分かりやすいでしょう。
ログインしてVPNにつなぐ
- アプリを開き、データプライバシーの設定と通知の許可を選ぶ
- 「ログイン」から、購入時のNordアカウントでログインする
- 「VPNで接続を保護」をタップする
- 初回だけ「VPN構成の追加」を求められるので「許可」し、パスコードやFace IDで承認する
- 「Secured」と表示されれば接続できています
接続先の国を選びたいときは、「All locations」から選びます。公衆Wi-Fiの安全対策が目的なら、特定の国を選ぶ必要はありません。
公衆Wi-Fiで自動接続されるように設定する
毎回手動でつなぐと忘れやすいため、自動接続を設定しておくのがおすすめです。公式ヘルプによると、iPhoneではプロフィールアイコン→右上の「設定」→「Auto-connect」から設定でき、Wi-Fiのみ・モバイル回線のみなどを選べます。自宅など信頼できるWi-Fiは自動接続の対象から外せます(出典: NordVPN サポート)。
ホテルや空港のWi-Fiでログイン画面が出ないとき
ホテルや空港のWi-Fiには、利用規約への同意やログインを求める画面(キャプティブポータル)が出るものがあります。VPNが先につながっていると、この画面が表示されないことがあります。公式ヘルプが案内している対処は次の順番です(出典: NordVPN サポート)。
- 自動接続とKill Switchをオフにして、VPNを切断する
- Wi-Fiのログイン画面で認証する(画面が出ないときは「http://example.com」のようなhttpのサイトを開く)
- ログインできたら、VPNに接続し直す
- 自動接続などの設定を元に戻す
海外旅行で使うときの注意点
公式サイトのFAQでは、NordVPNは旅行中にも使え、出発前にアプリのダウンロードとサブスクリプションの購入を済ませておくよう案内しています。規制の厳しい国では、現地でアプリをダウンロードできない場合があるためです。
一方で、VPNの利用そのものを規制している国もあります。利用者は、使う国の法律を自分で確認する責任があると利用規約に書かれています。渡航先のルールは事前に確認してください。
また、NordVPNの利用規約は、技術的な保護手段の回避や著作権の侵害を禁じています。公式ヘルプも「著作権制限の回避を目的とした使用」は推奨しないとしており、動画配信サービスなどを使うときは、そのサービスの利用規約に従う必要があります。この記事では、通信の安全を守る目的での使い方に絞って紹介しています。
海外旅行のデータ通信そのものについては「iPhoneで海外eSIMを使う方法」で解説しています。NordVPNと同じチームが作った海外eSIMについては「Saily eSIMの使い方」をご覧ください。
30日間返金保証と解約方法
返金保証の条件
公式ヘルプによると、新規のサブスクリプションには30日間の返金保証があります。最初の購入から30日以内に、ライブチャットでカスタマーサポートに連絡して手続きします(出典: 返金ポリシーについて)。
- 対象は初回の購入のみ。自動更新された分は対象外(現地の法律で別の定めがある場合を除く)
- 公式ヘルプは、返金ボタンが表示されない理由の一つに「月間サブスクリプションを利用している」ことを挙げている。1か月プランで返金保証を使いたい場合は、購入前に確認したほうが安全
- App Storeで購入した場合はAppleの返金ポリシーが適用され、NordVPNからは返金できない
- 返金は購入時と同じ支払い方法に戻り、反映まで最大10営業日かかる場合がある
解約(自動更新の停止)の方法
使い続けない場合は、更新前に自動更新を止めておきます。解約しても、支払い済みの期間の終わりまでは使えます。
- 公式サイトで購入した場合: Nordアカウントにログインし、「請求」タブで自動更新の「キャンセル」を選ぶ(出典: NordVPN サポート)
- App Storeで購入した場合: iPhoneの「設定」→自分の名前→「サブスクリプション」→NordVPN→「サブスクリプションをキャンセル」(出典: Apple サポート)
サポートは英語のライブチャットが中心
ヘルプ記事は日本語で読めますが、公式サイトのFAQによるとライブチャットは英語での対応です。最初はAIが対応し、解決しない場合に担当者につながります。電話でのサポートはありません。
国産VPNと比べるなら
日本語でのやり取りや、日本の会社のサービスを重視する場合は、国産のVPNも候補になります。たとえばMillenVPN(アズポケット株式会社)は、料金を日本円・税込で表示し、サブスクプランに30日間返金保証があります。短期の旅行向けに、7日間・15日間・30日間のワンタイムプランもあります(2026年10月19日時点の公式サイト)。iPhoneでの使い方や返金・解約の条件は「MillenVPNの使い方【iPhone】」で解説しています。
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NordVPNは、1つの契約で使える台数(最大10台)、選べる通信方式、ノーログポリシーの独立監査、ウイルス対策などの付加機能を重視する人に向いています。
NordVPNがおすすめな人・向かない人
おすすめな人
- カフェ・駅・ホテル・空港などの公衆Wi-Fiをよく使う人
- 海外旅行や出張で、現地のWi-Fiを使う機会が多い人
- iPhone・iPad・パソコンなど複数の端末をまとめて守りたい人
- 自動接続を設定して、つなぎ忘れを防ぎたい人
向かない人
- 日本語の電話やチャットでサポートを受けたい人
- 自動更新の管理が負担に感じる人(更新価格は初回より高くなります)
- 動画配信サービスの地域制限を回避する目的で探している人(規約上推奨されていません)
まとめ
- NordVPNは、パナマのnordvpn S.A.が運営するVPN。1つの契約で最大10台まで使える
- iPhoneではアプリでログインし、VPN構成の追加を許可すれば使える。自動接続を設定すれば公衆Wi-Fiで自動的に保護される
- 2年プランはベーシックで月¥580から(最初の27か月、2026年10月19日時点)。期間後は更新価格で自動更新される
- 新規購入には30日間の返金保証がある。App Storeで買った場合はAppleの返金ポリシーになる
- 解約は、公式サイトで買った場合はNordアカウントの「請求」タブ、App Storeで買った場合はiPhoneの設定から
公衆Wi-Fiを使う機会が多い人は、30日間の返金保証がある間に、自動接続などの使い勝手を確認してみるとよいでしょう。
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